色: Rouge 赤
名称: Beaune Marconnet 1er Cru 1999
ボーヌ マルコネ
生産者: Albert Morot
アルベール モロー
産地呼称: AC Beaune 1er Cru
ボーヌ プルミエクリュ
生産地(国): Bourgogne(France)
ブルゴーニュ(フランス)
購入日:2007/4/8
購入店:竹澤
輸入元:ラック
購入価格:3969円
pH: 3.4
SBポイント: 82点
渋味が甘味に化ける。色は毒々しいめの赤紫。香りはキルシュ(果実)の甘さが押してくる。黒砂糖のようでもある。張り詰めたブルゴーニュ臭とでもいうか、まだまだ枯れた感じの片鱗もない。AC Beauneは薄めという先入見があったのだが、吹っ飛んだ。ほんの少しチーズ系腐敗臭もあるが、キルシュの力強さに、こりゃまたぶっ飛び。味は始めの甘さがなかなか強い。口に含んだ時点で、若干プラスティック的な臭いが出てくる。やがてジワーと口内を支配する酸味。重い味わいは何だろう。これはやっぱり渋味なのだが、渋味が甘味を引き立てるための隠し味となっているようでもあり、渋味そのものが甘味を醸すように構成されているようでもあり、奇妙な具合。べとつくのとは対極で、飲み干せば跡形もなく消え失せるようなキツネ化かし的甘さは、やっぱり渋味の仕業と思えるのだ。
おばんざいはサーモンのバター焼。魚に脂が乗っている。バター味が浸透している。こうなれば酸っぱい白より、渋甘い赤がいい。その点、本渋ワインは、サーモン肉のあっさりパサパサ感がバターに侵食されて適度に粘性を帯びた感じと好相性となる。サーモンは実は甘いのだ。