色: Blanc 白発泡
名称: Cordon Rouge Brut NV
コルドンルージュ ブリュ
生産者: GH Mumm
ジェアッシュ マン
産地呼称: AC Champagne
シャンパーニュ
生産地(国): Champagne(France)
(フランス)
購入日: 2007/4/8
購入店: 竹澤
輸入元: サントリー
購入価格: 2898円
SBポイント: 76
あっさりだが印象薄い。シャンパーニュとしては多分薄めのオリーブ色。藁っぽさとか水飴香とか北方系らしく匂う。味は薄めのように思うのだが、直近に比較対象たる発泡ワインを飲んでいないので、何とも自信がないというか座標系を欠く。泡のためか酸味はしぼんでいくように思える。後味には専ら飴のような甘さがほんのり残る。泡が喉を内側からくすぐる点で、すでに大役を果たし終えたと言うべきか。
おばんざいはカニ鍋。今日の午後から急に西高東低となって冬らしくなったので、陽も長くなってきたのにまだカニ食べてんのか、という気分は一掃され、新鮮な気分でまたしてもカニと格闘。今宵はゆでていないズワイガニ。半透明で暗紫色に光る。所々、金粉をまぶしたようなあやしい輝きもある。炊くともちろんオレンジ色と化す。身が引き締まって弾力性のあること葛きりのごとし。脆く噛み砕かれることに抵抗し、歯に絡みつくような粘性を繰り出してくる。肩(または腰)の部分など、骨を両手で割りながら出てきた肉をみかんを食べるかのように口内へ吸い込むと、濃厚なカニのエキスがほとばしる。複雑多種なアミノ酸溶液のように思える。本渋ワインの相性は抜群だが、それは結局のところ口をすすぐような表面的効果を持つためであって、味覚や嗅覚の総力戦における乱闘の結果として得られた適合性ではない。カニ鍋に好適というより、息抜きのための禁じ手に近い。