
色: Blanc 白
名称: Macon-Verze 2006
マコンヴェルゼ
生産者: Domaines Leflaive
ドメーヌ ルフレーヴ
産地呼称: AC Macon-Village
マコンヴィラージュ
生産地(国): Bourgogne(France)
ブルゴーニュ(フランス)
購入日: 2008/4/29
購入店: 竹澤
輸入元: ラック
購入価格:3129円
SBポイント: 80点
有名醸造元がマコンでひと捻りというところか。南方系のむせるような香りという始まり方ではない。ワラのような穏やかな匂いが漂う。嗅いでいるとリンゴの摩り下ろし(離乳期の赤ん坊用)のような具合になってきて、リンゴといえども空気にさらして褐色化した果肉のイメージに囚われる。やがてそれは、牛乳瓶入りのリンゴジュースへと発展。小学校時代の給食でしばしば登場したのだが、それは井上乳業という鳥羽か東寺あたりに牧場のある牛乳屋だった。あのあたりは酪農地帯だったと見えて、森永乳業の工場も九条通りに面して建ってたなあ。東寺の伽藍みたいに枯れて、一歩間違えばカビ臭いようなリンゴであって、間違ってもリンゴ飴のようには匂わない。回しているとだんだんメロンのような雰囲気につつまれて、やがてバターが飛び出してきてもおかしくないか、またはもうすでに飛び出したかのように思える。口に含むと液体に張がある。つまり、私の言うところの表面張力感に襲われる。刺激性のない細やかな酸味につつまれて、心穏やか。
おばんざいは鶏肉炒め塩味。これはマコン向きの味わい。鶏を酸味で殺すことなく、出かけたバターの匂いがジュシーとはいえない鶏肉を噛みやすくしてくれる。照り焼きでなく塩味のところが重大で、これが渋ワインの青臭さを放任してくれるのだ。